「顔のたるみを解消するには、顔をピンポイントで対策する。」
ほとんどの方が、このようなたるみ対策をおこなっているのではないでしょうか?

意外!?運動不足と顔のたるみの関係とは

しかし、顔のたるみの原因には、運動不足が関係していると言われています。
全く関係がないように思えますが、どうして運動不足と顔のたるみがつながっているのでしょうか。

運動不足とたるみの関係

二の腕やお腹周り、お尻のたるみといえば、筋力の低下が原因なことが多いため、運動不足と関係していると言われても納得ですよね。
しかし、顔となると話は別です。肌の弾力をキープする役割のあるコラーゲンやエラスチンは、たるみ知らずの肌にとってとても大切な存在です。
これらの成分を作り出すのが、真皮に存在する繊維芽細胞です。この繊維芽細胞が衰えてしまうと、コラーゲンやエラスチンが作られなくなってしまいます。
この繊維芽細胞が、運動不足と顔のたるみをつなげるキーとなります。

運動不足になってしまうと、身体の血の巡りが悪くなります。
血液には肌に酸素と栄養を運ぶ働きがあるので、それがうまく行われないことで線維芽細胞の働きにも影響が出てしまいます。
その結果、繊維芽細胞のコラーゲンやエラスチンを生成する力が低下し、顔のたるみが生じてしまいます。

たるみを改善する運動とは

たるみを改善するためには、運動をおこなって血流を良くすることがポイントです。
最もおすすめなのが有酸素運動で、ウォーキングなどの負荷がそこまで大きくない運動の方が良いと言われています。
負荷の大きい運動はそれだけ筋肉を刺激することができますが、その一方で活性酸素を大量に発生させてしまうことがあります。
活性酸素は、繊維芽細胞の動きを鈍らせてしまうので要注意です。
ウォーキングなどの有酸素運動をおこなえば、線維芽細胞へのプラスの効果だけではなく、脂肪燃焼効果も期待することができます。
肌にも体にもいいこと尽くしなので、定期的に運動を行うようにしてあげましょう。

ウォーキングの時間をとるのが難しいという方は、通勤時に一駅分歩く、エスカレーターを使わないといった、簡単に取り入れられる動きから生活にプチ運動を入れていきましょう。

まとめ

運動不足と顔のたるみの関係について紹介しましたが、いかがでしたか?思いがけないつながりがありましたね!
たるみ予防とダイエットの両方の意味を込めて、ぜひ有酸素運動をおこなってみてください。