睡眠の質を良くするために寝具にこだわっても、何気なくおこなっている日常の習慣で睡眠が妨げられる場合があります。
しっかりと熟睡できるように、睡眠にとって悪影響なNG習慣を確認していきましょう。

照明をつけて寝てしまう

「つい電気を消し忘れてしまう」「いつも豆電球をつけて寝ている」という方は、注意が必要です。
睡眠の質にかかわるメラトニンは、真っ暗な状態のときに分泌されます。
そのため明かりがついていると、メラトニンの分泌量が低下し、睡眠の質も悪くなってしまいます。
ちょっとした明かりでも、網膜はしっかりとキャッチしてしまいます。
豆電球をつけずに完全に電気を消す、外の明かりが入らないように遮光カーテンを設置するなどの対策をおこなってあげましょう。

寝る前にお酒を飲む

お酒を飲むと寝つきが良くなりますが、むしろ睡眠の質は悪くなってしまいます。
ノンレム睡眠は脳と体が眠った状態で、大きく4つの段階に分かれています。
第三段階と第四段階をまとめて徐波睡眠と呼びますが、アルコールはこの徐波睡眠の時間を減らしてしまいます。
脳と体の回復にとって徐波睡眠はとても大切なので、アルコールを飲むことで疲れがとれないといった症状が起こってしまいます。
利尿作用でトイレに行きたくなる頻度も高くなるので、寝ていても頻繁に目が覚めてしまうこともあります。
寝酒の習慣がある人は、控えるようにしてくださいね。

寝る前にスマホとPCを使う

布団の中でスマホを使ったり、寝るギリギリ前までPCを使っている方は多いのではないでしょうか?
スマホやPCの画面からはブルーライトが出ていて、その影響で脳が興奮状態になってしまいます。
寝ようとしても脳が覚醒状態なので寝つきが悪かったり、メラトニンの分泌が抑制されて熟睡できなくなる場合があります。
特に気をつけてほしいのは、スマホの影響で寝つきが悪いから、スマホを使って時間を潰すという習慣です。
不眠の負のスパイラルに突入してしまうので、眠気がやってこなくてもスマホは触らないようにしましょう。
就寝時間の1時間前には、スマホやPCを触らないようにして、心身ともにリラックスした状態を作ってください。
そうすれば自然と寝つきが良くなり、熟睡できるようになりますよ。

体に合わない寝具を使う

買ったときに高かったから…とか、買い替えるのが面倒、等で体に合わない寝具を使うのは致命傷です!!
これに関してはつい最近通関しました。
(参考:オクタスプリング(マットレス)で、私の腰痛がどうなったか、口コミしてみる

まとめ

睡眠の妨げになるNG習慣を紹介しましたが、心当たりがある習慣はありましたか?
日々の生活を健康に送るには、熟睡することがとても大切になります。
NG習慣を改善して、質の良い睡眠をとれるようにしてあげましょう。”